脱皮ではありません。尾が30cm程切れました。おそらく自切だと思われます。
オカン曰く、朝10時頃にドスン!と言う音がして「またリンが飛び降りたんやな。」と思ってケージを見ると木のかさ上げに使っていた発砲スチロールに体がちょうどはまって動けなくなっていたらしく、オカンはそれを救出し、家を出たとの事なのですが、その時に尾があったかどうかは覚えてないらい。自分が帰ってきてケージの一番下のトレーを見ると・・・「ん?尻尾の脱皮か?偉い奇麗にむけとんな。」と思ってリンを見ると・・・・・「尻尾切れてるやん!!!!!!!』
傷口はご覧の通り、ケージ内は血が飛び散っていました。。。。
おそらく体が挟まった時に尾も自由がきかなかったのか?とにかく命の危険を感じて自切したのではないかと思われます。中途半端な隙間や、危険になる箇所を作ってしまった自分のミスでもあります。しかしこんな時に頼れるのはやはり信頼出来るショップであります。「イソジンで消毒して、とりあえずは様子を見て、赤く腫れてきたりしたらまた連絡ください!」と慌てる自分に丁寧にアドバイスをくれたカンレプのマセさんありがとう!!!!!「尾が長い種は、こうゆう事が起こりうる可能性はあるから、なってしまったからには、それはそれでその子を見守ってあげよう!」との言葉もいただきました。
こんな事態が起こってしまった訳ですが、これも爬虫類との対話、イグアナとの対話の様な気もします。「俺たちはヤバくなったら自分の尻尾さえも切るんや!」「本で書いてるだけじゃなくてマジでやるぞ!」「俺達は尻尾を落としてでも生きようとするんや!」とリンに言われたのかもしれないですね。
大好きな漫画にこんなシーンがありました。死闘の末に片腕を失った空手家がこう言いました。「失ったのではなく、何を得たかを考える。得たのは隻腕と言う個性”オリジナル”」と。リンが死闘をした訳ではありませんが、いつ殺されるかもわからない世界で生きている爬虫類達にもこれは当てはまると自分は思います。指が無いのも、尻尾が無いのも、”欠品”や”B品”なんかではなく彼らが「命を賭して生きる」と言う行動の果てに得た”オリジナル”だと。
尻尾が短いイグアナを不細工だと言う人も多いでしょう。しかし自分からリンに言える言葉があるなら・・・・
「されど君はグリーンイグアナ!」
あ、尻尾は切れてもモロヘイヤを美味そうにむしゃむしゃと食べてました。強いなお前らは!!!!!!!!!!!!!!